お客様の声 ハロー斉吉セット

2026.10.05

岩手の生姜 三陸ジンジャーさん

水が見方であり敵であり

気仙沼から車で30分弱 岩手県陸前高田市米崎町 海が見える斜面を走り
たくさん陽のそそぐ、三陸ジンジャーさん菊地康智さんの生姜畑に案内していただきました。

畑に近づくと丁寧に手入れされた黒くて美しい畝です。
畑に足を入れた途端に感じた微かに香る良い香りに、湿っていない、乾いていないなんとも言われぬ心地よい空気を吸っただけで、ここに、来れたことがありがたく思えました。

菊地さんに葉の匂いだと教えていただき嗅いでみました。なんていい香りでょう

水が見方であり敵であると、伺いました。生姜は土づくりが大切、水はけ対策が大切
呼吸ができなくなると、もともとの弱いところから病気になるから
生姜を健康で強くしていく環境に手入れしていくこと。静かなお話ぶりの中から
菊地さんの生姜を大切に育てられている愛情のような熱を感じました。


掘り出して下さる生姜の様子と広がる根

それに地表に出ている空を向いている葉を見ると 生姜が生きていることがはっきり伝わりました。

生姜は世界中で大切にされている薬草

 
ヨーロッパではペストが流行したとき
生姜を食べていた貴族は免疫力が高く
助かったことから、その後のジンジャーブレッドの普及につながったこと

日本でも徳川幕府が生姜を食べたいために 谷中に免税して生姜を作らせた話

古くから人は身体を温めたり、免疫を高めたり殺菌効果もあることを知っていたため
神様に捧げて厄除けにしたり 健康を祈ったりして生姜を神聖な敬うものとされてきたこと

お話は続きます。


菊地さんの畑では新生姜の掘り出しの後 霜が降りるギリギリまで土の中におき
生姜がポリフェノールをしっかり溜めるのを待つそうです。
冬になったらムロで保管された生姜も、分けていただきたいです。

自分ができる最大限でやる

今年は順調にここまで生姜が育ったけれど
昨年はとても収量が少なく、生産者が少ない分よけいに、とれなかったときの責任を強く感じた。
どんな気候であっても、ある程度とれるようにしたいから
できることは全部やると静かに話されて
黒く美しい畝を見ながら、自分たちもそのようにしたいと 強く心に刻むように聞きました。

食べ物をとりまく環境のことを話し
私たち食にかかわる者のうけもつ責任のことを話し
より自分たちの仕事のことを大切に思える良い時間でした。

いつも思います
充実した産物には、必ず尊敬する仕事があります。
こうして育てられた生姜を分けていただきお客様にお届けできること、心から感謝しながら、いい香りの生姜を抱えて楽しみに気仙沼に帰ります。
まずは気仙沼のかつおのたたきに合わせてお召し上がりいただきたいです。

               

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