お客様の声 ハロー斉吉セット

2025.12.02

気仙沼のさんまと金のさんまのDHAとEPAのお話

気仙沼とさんま

我が家にて さんまを炭火で焼く

気仙沼にとってさんまは長らく重要かつ主要な魚種です。

秋になるとかつおに並び市場を盛り上げ、観光客の方も多くが気仙沼でさんまを食べることを目的にいらっしゃいます。

そもそもなぜ気仙沼にはさんまの水揚げが多いのでしょうか。

理由として以下のことが挙げられます。

「毎年三陸沖にさんまの群れが形成され、立地上の利がある気仙沼漁港に水揚げが集まり、豊富な水揚げを支える基地の役割が備わっていること」

三陸沖はノルウェー沖、カナダニューファンドランド沖と並び「世界三大漁場」に数えられる大変恵まれた漁場です。

三陸沖と目と鼻の先に位置する気仙沼漁港はこの利点を活かし、古くから恵まれた水揚げに対応する基地の役割を果たしています。漁師さんたちがせっかく鮮度良く水揚げしてくれても、それを仕切る市場や出荷業者さん箱屋さん氷屋さん加工屋さんがないと台無しになってしまいます。

気仙沼はこうした様々な業者さんが水揚げを支えています。

出船おくり

また近年では「気仙沼出船おくり」と呼ばれるさんま船一斉出漁の催しが有名です。

さんま船が漁港に一同に会し、漁師さんのご家族はじめ、市民有志総出で賑やかに航海の安全と大漁を願って送り出します。

地元太鼓団体の太鼓の音や演歌が鳴り響く中、各船順番に出航していく様子はぜひ皆さんにもみていただきたい気仙沼の秋の風物詩です。

金のさんまについて

そんなさんま漁獲に恵まれた気仙沼にある斉吉の看板商品が「金のさんま」です。

新鮮で程よい脂乗りのさんまを厳選しています。

添加物などを使用せずに30年以上継ぎ足しの「返したれ」で炊き上げる金のさんまは他には真似のできない商品です。

材料のポテンシャルが低いとそれなりの味にしかならないので丁寧な加工はもちろん、材料を文字通り厳選するところが非常に大事なポイントになります。

工程も多岐に渡ります。また写真のように炊き上げの工程はこのくらいの小さい鍋でひと鍋ずつ丁寧に進みます。社内でも金のさんまの炊き上げの工程を担当できるのは数人のみです。

炊く時間などは決まっていますが、やはり目で見て鍋の様子を感じとって仕上げていきます。

金のさんまはDHA・EPAたっぷりです!

 

そんな愛すべき金のさんまですが、2025年の秋頃から金のさんまの栄養面を詳しくみてみようと社内で発案があり、「青魚の栄養成分と言えば!」のDHAとEPAについて調べることになりました。

専門機関である日本食品検査さんに測定してもらったその結果……

金のさんまシリーズ(もちろん商品として皆様に届く形)には

100gあたりに

DHA 1,200mg

EPA     525mg

こんなに含まれていることがわかりました!こちらは前述の通り検査機関での実測値です。

この量について比較として某大手さんのDHA・EPAサプリメントには

1日分4粒あたりに

DHA:510mg   EPA:110mg 含有と表示されています。

ここから見ても金のさんまにはDHA・EPAが豊富であるということがわかります!

また多くのDHA系サプリメントは精製魚油というものが主原料です。

※精製魚油とはいろいろな魚種の魚油を脱色、脱臭など化学的な工程で精製されたものです。詳しい工程は調べていただくと出てきますのでここでは割愛します。

特にDHAなどお子さんの脳の発育などに効果的とされる成分ですので、お食事の中で出所の安心な金のさんまからおいしく摂っていただくのは、とてもいいのではないかなと思います。

ここでDHAとEPAってそもそもなんだということと、健康へのメリットを挙げていきます。※生成AIさんの力を借ります。

◎DHA

DHAとはドコサヘキサエン酸のことで、人間の体を構成するさまざまな細胞の膜に含まれる重要な成分です。DHAは体内で作ることができない栄養素なので、食物から継続的に摂取する必要があります。

健康へのメリット

1脳の働きをサポート
• DHAは脳の神経細胞の膜をつくる主要成分で、記憶力・学習能力・認知機能の維持向上に関わります。
• 高齢者における認知機能の低下をゆるやかにする可能性が研究で示されています。

2目の健康に良い
• 網膜にはDHAが多く含まれており、視力や目の機能維持に関係します。
• 眼精疲労の軽減に役立つ可能性もあります。

3心血管の健康維持
• 中性脂肪の減少に関連しており、血液をサラサラにする働きがあります。
• 心臓病のリスク低減に役立つ可能性があるとされています。

4炎症を抑える作用
• DHAには抗炎症作用があり、体内の慢性炎症を抑える働きが期待されています。

5妊娠中・授乳期にも重要
• 胎児の脳・視覚の発達にDHAが必要とされており、妊娠中・授乳期の適量摂取が推奨されています。

◎EPA

EPAとは、エイコサペンタエン酸と呼ばれる必須脂肪酸のことで、体内では作られないため、日々の食事から摂らなければなりません。 EPAはn-3系脂肪酸のひとつで、いわし、さんまなど青魚類に多く含まれる成分です。

健康へのメリット

1血液をサラサラにする

・EPAは血小板が固まりすぎるのを抑え、血液が固まりにくくなる作用があります。そのため 動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞のリスク低減に役立つとされています。→この辺はイヌイットの話が有名ですよね。

2 強い抗炎症作用• 体内の炎症物質の産生を抑える働きがあり、慢性炎症の改善に寄与します。• リウマチやアレルギー疾患、皮膚炎など炎症性の症状の軽減に効果が期待されます。
3中性脂肪を下げる• EPAには中性脂肪を減らす力が特に強いことが知られています。• 医療現場では、高脂血症治療にEPA製剤が使われることもあります。
4メンタルサポートの可能性• EPAは気分の安定に関わる神経伝達物質に影響を与える可能性があり、うつ症状の改善に役立つ可能性が研究で示されています(DHAよりEPAの方が関連が強いとされる研究も)。
5 血管の柔軟性をサポート• 血管の内皮機能を改善し、血流の改善に貢献します。• 手足の冷えの改善に役立つこともあります。
更にDHA・EPAは一緒に摂取することで双方の効果が高まることが報告されています。
この他にも様々な健康への効果が記事になっていますのでぜひ調べてみてください。

金のさんまを食べて健康に!

と、ここまで長文になってしまいましたが、金のさんまシリーズにはDHAとEPAがたっぷり含まれていますので、おいしく食べて健康の維持増進にも繋げていただければと思います。

斉吉の看板商品「金のさんま」を今後ともどうぞよろしくお願いします。

               

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