お客様の声 ハロー斉吉セット

2023.03.24

洋館とフランス料理の街 弘前を代表するレストラン山崎さんへ

先日、食べたアップルパイ 山崎スペシャルがとても美味しかったのです。

レストラン山崎さんのスペシャリテ
木村秋則さんのりんごの冷製スープも、ぜひ頂きたくて
雪解けの弘前へ

少し霞がかった晴れた空に、頂に雪の残る岩木山が手をあわせたくなるほど美しかったです。
写真手前はりんごの木です。

お昼の食事の後で山崎シェフがおいで下さり、
お話を伺いました。

弘前のフランス料理は有名だけど、どうして弘前はフランス料理の街なんですかとお聞きしたら

驚きました。30年以上も前に山崎シェフが始めた取り組みから生まれたものだったのです。

地方からは
東京のシェフがスーパースターのように見えていた頃
フランス料理の食材はフランスからの輸入品が主で
情報は、雑誌と専門誌だけだったと。

ホテルの総料理長を経てフランスのリヨンで勉強したときに、原点は地方の良い食材にあるのだと気が付き、日本に戻ってからは出身地の津軽 弘前で地方から料理を発信したいと考え、これまで進んでこられたのだそうです。

木村秋則さんにお会いしたのも、良い材料に会うため畑を訪ね歩いていた頃で
畑てかじったりんごの美味しいのに驚いたのだそうです。
お会いしたころは、木村さんがこんなご苦労をされていたことも知らず、自然栽培という言葉もない頃だといいます。
今思うと当時木村さんの暮らしに、本当に大切だったであろう野菜も、持っていけと頂いていたのだそうです。

その後山崎シェフは、木村さんのりんごを無駄なく使ったスープを作るのですが、
始めは、木村さんが美味しいと言わない。
どうしてだろうと、何度も考え、ついに、あれもこれも入れるのをやめて
本当にシンプルな最低限の材料だけになり、ほぼ りんごというスープが出来上がりました
木村さんが 「んめ」と仰ったのを、このスープの基にされています。

レストラン山崎のスペシャリテ木村秋則さんの奇跡のりんごと友情りんごの冷製スープです。

アップルパイもシャキシャキしたりんごがほしいから
浅く加熱して、甘すぎず。
だから
山崎シェフのアップルパイは、独特の形をしていて、
りんごを大切に、とにかくりんごが一番 りんごが活きるように作ってあるのだと
納得しました。
食事の最後のお目当てのアップルパイ山崎スペシャル

また格別でした。
食事の写真はこちらです。
(三人分ですよ)

ぜひ弘前へ レストラン山崎さんへお出かけください。
私たちは、きっとまた伺います。

青森りんごのシードル
ドライ

オードブル

スープ

メインデッシュ

お料理を頂いた後に
とっても美味しかったとお伝えすると

シェフは 田舎料理ですからと謙遜されました。
地元の材料が生きるようにと心を込めていらっしゃるのが強く伝わり
田舎という言葉にこそプライドを感じました。

アップルパイを任せられている斉藤さんの仕事場も見せていただきました。

シャキシャキに浅く煮たりんごをのせていきます。

厨房もきれいで、一生懸命で美しいお仕事ぶりでした。
りんごに始まり、すべて手作業で大事に作られている商品を
私たちにも分けていただけることがありがたく思います。

               

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