2026.10.15
神のじゅうたん
栗駒山の斜面を埋め尽くす紅葉は「神のじゅうたん」と呼ばれる絶景です。
秋の栗駒山に初めて登りました。
朝5時に起きて
タイマー予約で炊きあがっていたご飯で、おにぎりを作る、具は掘りたての三陸ジンジャーさんの新生姜とまぐろを甘辛の醤油味に煎り煮にしておいたもの。それにさんま節のだしを温めて味噌を入れてポットに、味噌汁用の塩蔵わかめは戻してラップに包んで紙コップの中へ入れポットとおにぎりと一緒にリュックに入れる。
5時半には出発して、まずは「いこいの村栗駒跡地臨時駐車場」を目指す。この週末から混雑するため、登山口のひとつである「いわかがみ平」まで車でいくことができず、その下の臨時駐車場から大型バスで登山口まで行くように案内が出ている。7時には着きたいと思っていたら、ずっと手前のハイルザーム栗駒のところで止められ、上の駐車場の予約があるかと聞かれ、予約がいるのかと驚く。バスに乗るための駐車場は満車であるためここから上には車ではいけない、1時間歩いて臨時駐車場まで行くか、引き返すかどちらかだと案内され、また驚き、がっかりしながら歩くことに、そのハイルザーム栗駒の駐車場も、もう数台で満車。
先を歩く何人もの人に続いてゆるい登り坂を歩き始める。途中いわかがみ平まで行くバスも予約が必要で乗れないのではないかなど心配になるし、この上り坂を1時間も歩いて、さらに山へも登れるのだろうかと心配になる。
付近の方にもう少しだよと励まされて臨時駐車場へ着いたら、やはりバスに乗るための長蛇の列(予約なくても乗れるとわかってほっとする)30分ほど並んで大型バスに乗る。
神のじゅうたんが見えるところまで登ったら、おにぎりを食べるぞとワクワクしながら「いわかがみ平」登山口に着く。
登りはじめは石畳
紅葉の始まった木々が覆っていて広がるじゅうたんは見えない。
今日の午前中は晴れの予報だからきっと見えてくるはず、ますますワクワクしながら登る。
私より年齢が先輩だなと思える方も、さらにもっと先輩だなと思える方も続々登る。時々後ろから登ってきた方に先を譲りながら登る(こちらのペースが遅いから)
私にとっては、頑張って登る一歩一歩だけれど、みんな続々登っていく。
ようやく視界が開けて、これがきっと神のじゅうたんだろうかという紅葉の斜面が見えてきたけれどガスがかかっていて、手前しか見えず、きっとこの先にずっとずっと広がっているのだろうかと、想像しながら、もう少し登ったら広がる景色が見えるかもしれないと
手前に見えている美しい紅葉を見ながら、さらに登る。
ガスがすっと風に流されて
景色が一瞬開けて神のじゅうたんが現れ、また見えなくなる
また少し上まで行けば、またガスも風向きも変わるのだろうか
と美しさに足を止めながら登っているうちに山頂が見えた。
ガスがかかって何も見えない
山頂は人でいっぱい、山頂標識の前にも行列に並んで順繰りに写真を撮りあう。
さぁ、ついに念願の おにぎりと味噌汁。



おにぎりも格別だけれど、味噌汁をひとくち、「ほーーっ」とため息がでた。
なんて旨いのだろう、どう言ったらいいかDNAに沁みるような幸せなのだろうか。
最高に贅沢な食事だったのが忘れられない、あの山頂での味噌汁の美味しさを思い出すと
また山に行きたくなる。
下りはいよいよ快適で、清々しい気持ちいっぱいだ
だいぶガスが風に流され、見えた「神のじゅうたん」なんて見事な。
山一面敷き詰められた美しいじゅうたんのよう赤黄色 時々緑のグラデーション単調でないふかふかそよそよと紅葉した木々が壮大に連なる織物のよう。
うわぁと何回口から出ただろうか
なんども立ち止まって見とれながら、全身で山の美しさを呼吸するようにお腹いっぱいに吸いながら下山した。とてもスマホのカメラなどでは写しとれるものではない。


そこに立たなければわからない、圧倒的な山の連なりのなかに小さな点のように自分がいる、


神のじゅうたんの遥か向こうに続くうすい灰色青い山々の連なりもなんて美しい。
足はがくがくだけれど、名残惜しく下山した。
さぁ帰りは温泉に浸かろう 頑張った後の温泉は、また「ふぅわーっ」とため息の出る幸せ 心が満足しているから一層だ。
この頃のAIとよくわからないサイバー攻撃のニュースと真逆のところにいる。














