２０歳未満の方への酒類の販売はしておりません。

とどく酒たびは、宮城の「黄金澤 山廃純米酒」です。

淡くてキレのいいお酒

シンプルな材料の料理に寄り添うようなお酒と仰る 若き女性杜氏 川名由倫氏が醸したお酒です。山廃仕込みは、仕込みに必要な乳酸を蔵つきで自然に沸く乳酸菌によってつくる伝統製法です。由倫さんが仰るとおり、ふわっとお料理に寄り添ってくれるようなお酒です。

川敬商店を一人娘で継いだ由倫さん

先代のお父様が亡くなられた後、初めてのお酒を絞った時は　達成感というより不安や戸惑いだけ　父の時より味を落としたくない一心でした。教わりきらないうちに逝ってしまった父のお仲間の蔵の方々から「お父さんならこうしたと思うよ」と教えてもらうことも大きな支えになったと仰っていました。

重圧を乗り越え、全国新酒品評会16年連続金賞受賞の実力蔵です。

酵母は変異する！　生きているということはそうゆうこと、　一年の仕込みで、仕込み条件は一つしか変えられない、　自分の代であと何回仕込めるだろうか　ということ、一回一回が愛おしいのだとも伺いました。蔵に入るからと、全くお化粧をしない由倫さんが羨ましい美しさでした。

生鮮便は、以下商品の詰合せです。

カツオのたたき

リクエストの多かったカツオのたたきと、舞茸を舞茸ご飯で食べるセットです。

カツオのたたき用です。

生姜

薬味野菜は　いろいろです。

玉ねぎ　茗荷　青しそ　にんにく

海鮮丼のたれと生わさびのすりおろしも入りました。

カツオを切り

お皿に盛ります。

今回薬味のいくつかをすりおろしにする食べかたのご案内です。玉ねぎは半分をすりおろしにします。

にんにくも

生姜のすりおろし

6種の薬味です。これをかつお1枚ごとにあれこれ組み合わせながらたっぷりつけたり、ちょっと合わせたり、そのたび組み合わせを変えながら食べるのが楽しみです。

舞茸ご飯

舞茸ご飯の作り方です。

さんま節の合わせだしで作った炊き込みご飯のだしと、だし煮した油揚げです。2合用です。

舞茸は宮城県の七つ森ふもと舞茸さんからです。

まずお米をといでおきます。出汁の量は2合分です。（30分から1時間水に浸しておいてください）

お米をざるにあげて　炊飯器や土鍋に入れ、炊き込みご飯のだしを入れます。やや多めの380cc入っています、お好みで調整してください。炊飯器ならいつもの目盛りより少し多めが良いです。

次に油揚げを袋からあけて入れます。

舞茸はたっぷりこのくらい

生のまま入れます。いつもはだしであらかじめ味をつけて煮たものを入れますが、今回は生のまま入れてみてください。舞茸が身厚で香りもとても良いので、できるだけ材料の味をそのまま食べたいですし、舞茸から出るだしもたっぷりごはんに吸ってほしいからです。

手でほぐして入れてください。

いっぱい入れて炊き始めます。炊いている間もとてもいい香りがします。

炊きあがりです。

舞茸がシャキシャキして、ごはんから舞茸の香りいっぱいです。

丁寧に作られた材料で作ると、素朴なものでも、これだけでとても贅沢なものだと思いました。

カツオのたたきと一緒にどうぞ。