関東ではお花見シーズン真っただ中！ですね。友人のSNSで満開の桜を見ては、気仙沼で桜と海のうつくしいコントラストを見られる日を心待ちにしているこの頃です。ふくらんできた蕾の今時期の姿もまたかわいいです。

第10回の東北おいしい村は、初めて福島県から。福島県福島市にお店を構える「ももがある」さんからお届けします！福島の桃と完熟ミニトマト、みずみずしさそのままに、おうちで召し上がって頂きたいです。

写真は昨年末に、お店に伺った時のもの。

お話を聞かせて下さったももがあるの齋藤社長さん（写真・中央）、ありがとうございます。

桃とトマト。どちらも完熟のものだけ。

通常、桃は完熟を迎える前に収穫されて流通されます。旬を迎える7月頃、一気に気温が高い日が続いたりすると、収穫が追いつかなくなりあっという間に完熟を迎えてしまい、流通させる上では規格外となることも少なくないそうです。果物の中でも特にデリケートな桃は出荷の基準が厳しいのです。

長年の経験がある農家さんであっても、やはり自然相手の事、毎年の気候で状況は変わります。本当ならば「樹成り完熟桃」という完熟ぎりぎりまで樹に成り、甘さがしっかり入った状態が一番おいしい。

その強い想いのあった齋藤社長は、その樹成り完熟桃を地元のパートナー農家さんから直接買い取ります。桃の素材の良さを活かすために最低限の加工だけをし、急速冷凍したものが、「ももふる」です。

本当の完熟桃のおいしさを知る齋藤社長さんと地元農家さんとの連携で、スピード感を持って加工するからこそできることです。買った後、食べ頃を見極めるのは難しいですよね。樹で熟した桃を農家さんが収穫、すぐにパックする「ももふる」ならではの品質です。（原材料表示に、砂糖とありますが、桃の皮を剥いていく時に色変わりを防ぐために砂糖水にくぐらせているためです）

旬の違う品種を、一度に頂けます。

ひとくくりに「旬」と言っても、本当に美味しい時期は産地や品種によってさまざまです。7月に入ると主産地が続々と出荷を本格化させ、夏真っ盛りの7～8月が流通のピークに。9月には出荷量が減少し始めますが、なかには10月初旬頃まで収穫が続く品種もあります。

今回お届けするのは、３品種の「ももふる」と完熟ミニトマトのソルベ。セットです。

「ももふる」は3品種。

並べてみるとこんなに色がちがうのか！とそれぞれの色のうつくしさにびっくり。あかつき、まどか、ゆうぞらが１ヶずつ。

《あかつき》

福島の代表品種です。収穫時期は8月初旬頃。

《まどか》

すこしざくざくした硬めの食感です。この3種では一番濃いピンク色です。収穫時期は8月中旬頃。

《ゆうぞら》

桃の香りが豊かです。種の周りが赤いのが特徴です。収穫時期は９月初旬頃。

解凍は、お水につけて5～7分待つだけ。

先ずはそのままで。

半解凍もおすすめです。ヨーグルトにのせて。

袋の中の桃果汁も、おいしいソースです。

スムージーもさっぱり、ほんのり甘く美味しかったです。

ヨーグルト大さじ７～８（牛乳もおいしいです）と、ももふるを1袋分合わせて

ミキサーで桃が細かくなるまでミキサーにかけました。

《完熟ミニトマトソルベ》

規格サイズに合わなかったり、葉っぱが取れたミニトマトを皮ごと使ったソルベです。ミニトマトだからこそ濃厚、皮ごとクラッシュしています。

皮ごと、種ごと、みずみずしいミニトマトを丸ごと頂いている感覚です。原材料は、トマト、グラニュー糖、レモン果汁のみ。こちらも素材の味そのままにいただけます。

ミントを合わせるとトマトの味が引き立つので、ほんの一手間ですがおすすめです。食後や食中にも、爽やかな後味がぴったりです。

完熟の桃と完熟ミニトマトのソルベ。どちらも一番おいしい完熟のタイミングを逃さず、農家さんから運んで作ります。福島のみずみずしい味を、お楽しみくださいね。